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和辻哲郎『倫理学(1)』~孤立的主観への批判
 和辻哲郎といえば、聞いたことがある者も多いだろう。
 『風土』『古寺巡礼』の著者である。
 本人が最も愛し、最も自信を持っていたのは『日本古代文化』だそうだが、彼の主著、一番の大作となると、『倫理学』だろう。
和辻哲郎『倫理学(1)』

 岩波文庫にして全4冊。
 初めて第1巻を読んだけど、凄く印象に残った。特にズキュンと来たのが、西欧哲学への批判のくだり。
 コギト・エルゴ・スム。
 われ思うゆえにわれあり。
 自分が思考しているから――思考しているという事実は決して否定できないのだから――自分は存在するのだ。このデカルトの存在証明に「屁理屈ちゃうん?」と思った人は多いのではなかろうか。
 そして、和辻哲郎は、デカルトに対して真っ向から挑んで、批判しているのだ。

哲学的思索にふけるものは通例ただ一人で書斎に閉じこもるとかあるいは静かな道を漫歩するとかする。そこで最も手近な存在を問題にする場合には、机、紙、インキ壺、書物、窓、表の通り、あるいは野、山、森などが出てくる。そういうものが自分の外にあって、おのおのその一つの面を示している。自分はそれを知覚し、あるいはそれらを使用する。それが何らの思想的加工をも施さない「自然的立場」での事実であると考えられる。そこで「我れの意識」であるとか「世界の中に有ること」であるとかと呼ばれるものが考察の出発点になる。が、それは果たして最も手近な事実であろうか。自分も今同じようにひとり書斎にあってこの文章を書いている。それは他の哲学者がその書斎において我れの明証について書いたと同じ情況である。しかし、彼らは我れの明証について書きながらしかも他我の明証を同時に認めようとしないという不思議な態度を取っている。一体書くということが読む相手なしに発達して来たとでも考えられているのであろうか。(76頁)


 「我れの意識」というのはもちろん、デカルト。「世界の中に有ること」は、「世界内存在」を唱えたハイデッガーだ。
 和辻哲郎はつづけて書いている。

そうしてみれば書物を読み文章を書くということはすでに他人と相語っていることなのである。いかに我れの意識のみを問題にしても、問題にすること自体がすでに我れの意識を超えて他者と連関していることを意味する。いかなる哲学者もかかる連関なしに問題を提出し得たものはなかった。


 非常にすっきりとしたね。
 これが70年前に言われていたという事実に驚いてしまう。和辻哲郎は、知の巨人だったのだと思わされる。
 第1巻において、和辻哲郎が問題にしているのは、孤立的主観、つまり自分の意識のみを問題にして、他人を放置する態度である。それに対して、和辻哲郎は徹底的に批判を浴びせている。人との問題、他人との問題が抜けていると、何度も強調している。そして、その他人との問題、人との「間柄」を扱うのが倫理学なのだ、と主張するのだ。
 和辻哲郎と同時代に活躍した西田幾多郎や九鬼周造、田邊元の著書は、決して読みやすいとは言い難い。だが、『倫理学』は現代思想のような難解さや難解な文体を持っていない。論理的すぎるゆえの硬さはあるが、全体的に読みやすい。前半の100頁だけでも、読む価値はあるだろう。せっかく日本語を読める日本人として生きているのだから、それを大いに享受して『倫理学』を読もうではないか。
倫理学(1)

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