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ポルノ規制のレトリック
 日本のポルノゲームや漫画、アニメに対して販売禁止を勧告した生意気な国連CEDAW委員会の議事録に、興味深い発言があります。発言者は、岡島敦子。男女共同参画局長というご立派な仕事をしていらっしゃるそうです――つまり、鏡本人は少しも立派とは思っていないということですね。
 議事録は日本に対する質問と、それに対する補足、そしてあとでまとめて日本側からの回答がつづくという形になっています。そのため、問いに対する回答がずいぶんと後になって掲載されています。

23.Lastly, the existence of a market in pornographic games, in which women were portrayed as enjoying rape, constituted a clear violation of the Convention. What was the Government doing to tackle that problem?

35. Ms. Okajima (Japan) said that the ruling coalition party had organized a group to consider the issue of regulating video games containing images of sexual violence against women and children. Policy proposals had recently been compiled and a law banning child pornography was undergoing revision. A resolution with regard to child pornography and virtual images in the National Diet of Japan had unfortunately been abandoned due to the recent dissolution of the Diet. In the outcome document of the Third World Conference Against Sexual Exploitation of Children and Adolescents, for which Japan was a permanent consultant, virtual images had been mentioned as one medium for child pornography. It was hoped that on that basis the Government of Japan would continue to work on the issue of virtual images of child pornography.

 岡島の時制のブレを補いながら、日本語訳を掲載しておきます。

23.ブルン氏:最後に、ポルノゲーム市場の存在があります。ポルノゲームでは女性はレイプを楽しむものとして描かれていますが、これは明らかに条約違反に等しい。日本政府は、この問題に対してどう取り組んでいるのでしょうか?

35.岡島氏:児童と女性に対する性暴力映像のあるゲームをどう規制していくのかを考えるグループが、連立与党によってつくられていました。最近では政策提言がまとめられまして、児童ポルノを禁止する法案が改正されようとしているところでございました。しかし、先日国会が解散になったため、不幸にも児童ポルノとバーチャル画像に関する国会決議は放棄される形になってしまいました。
日本は、「第3回子どもと青少年の性的搾取に反対する世界会議」の常設顧問を務めておりましたが、その会議の成果文書におきまして、バーチャル画像は児童ポルノの1つの媒体であると言及されております。これを踏まえた上で、日本政府が児童ポルノのバーチャル画像の問題に対してひきつづき取り組むことが望まれます。

 フィンランドのブルン委員のレトリックに注意してください。女性がレイプを楽しむものとして描かれているポルノゲーは、陵辱ゲームです。つまり、ゲームの一部です。にもかかわらず、ポルノゲーム全般がそうであるかのような言い方をしています。ポルノ規制論者は、必ず「特殊」を「一般」に変換します。
 また、ブルン委員は、性的ファンタジーと性的行動(性的欲望)とを混同しています。アメリカの有名な性教育者の著書”"I LOVE FEMALE ORGASM"には、こう記されています。

Obviously,it can be disturbing to be aroused by a rape scenario,since no one wants to have sex against her will in real life.Many researchers and women themselves point out that a sexual fantasy is definitely not the same thing as a sexual desire.Just because a woman finds it sexy to imagine a given scene does not mean she ever wants this scene to come true.

 日本語訳です。

 どう考えても、レイプシナリオを思い描くことで興奮するというのは、不安を掻き立てられるものだ。というのも、リアル世界においては、女性は誰も自らの意志に反してセックスしたいとは思わないからである。多くの女性自身も、そして研究者たちも指摘しているが、性的ファンタジーと性欲は、まったく「違う」ものだ。女性があるシーンを想像してエッチな気分になったとしても、だからといってその女性が空想通りになってほしい、そのシーンが現実のものになってほしいと願っているわけでは、「決して」ないのだ。

 性的ファンタジーと性的行動とは別物です。直結しているわけでないことは、女性のオナニーイメージを見れば一目瞭然です。男性も同じです。しかし、規制論者たちは性的ファンタジーと性的行動とを直結させる、あるいは同一視する。これも、規制派のレトリックです。規制論者たちはこのレトリックの下に、日本のオタクフィクションやBLを危険な性的ファンタジー=危険な性的行動として根絶しようとするのです。
 規制派の議論を見るたびにぼくが思うのは、世界的な地域差を無視した押しつけです。たとえば、ユニセフのアン・ベネマン事務局長は「第3回子どもと青少年の性的搾取に反対する世界会議」開催前にこんな発言をしています。

「ある調査では、性犯罪者の82%が、12歳に満たない子どものポルノ画像を所持していたことが明らかになっています。子どもポルノは、子どもの権利侵害行為の中でも非常に深刻なものの一つです。そうした脅威が、インターネットの普及によって拡大しています」

 ここで言われている調査とは、恐らく西側先進諸国でのことでしょう。
 さらに全体会議で、ニュージーランド政府児童問題委員会委員長のシンディ・キロがこんな報告をしています。

「カナダのNGO、Kid’s Internet Safety Alliance - KINSAのポール・ジレスピ氏によれば、インターネット上の児童ポルノという犯罪の加害者の90%は西側先進国の人で、そうした人々の40%は、画像を収集するだけではなく、子どもを性虐待していました」

 上記2つにおいて行われているレトリックは、次の2つです。

 1.西側先進諸国での現状を、そのまま日本に当てはめている。

 偶像崇拝を禁止するキリスト教的倫理観を持つ欧米と、大乗仏教・儒教的倫理観を持つ日本とでは、事情は違います。単純に適用することはできません。性犯罪者の82%が児童ポルノ画像を所持していたと言いますが、果たして日本ではそうなのでしょうか? 恐らく、違うでしょう。かつて日本では児童ポルノの規制は緩いものでしたが、児童ポルノを所持していた人の40%が子供を性虐待していたのでしょうか? これも、違いますね。でも、規制論者たちはそういう世界的な地域較差や文化較差、倫理較差を考えません。「ヨーロッパではこうである」⇒「日本だって他の国もそうである」。「ヨーロッパはこうすべきである」⇒「日本も他の国もそうすべきである」。欧米以外の国に対して欧米と同じ問題を見つけると、欧米と同じ状況で欧米と同じことが起こっていると考え、自分たちと同じ態度を取るように強制します。これでは宗教の押し売りと同じです。余計なお節介ではなく、倫理の世界征服です。倫理的な植民地支配と言ってもいいでしょう。世界には差異があることを、すでに植民地時代は終わったことを、いまだに欧米は理解することができないようです。

 2.小集合から大集合に向かって演繹することが行われている。

 論理学の基本で、小集合に当てはまるからといって大集合に当てはまるという推論はできないというのがあります。
 ポルノ規制の問題の場合、性犯罪者が小集合です。陵辱ゲームや児童ポルノを享受している人たちが大集合です。
 小集合が高い確率でポルノを読んでいたからといって、ポルノが大集合でも犯罪の因子になると推論することはできません。
 仮に、100万人が児童ポルノ画像を嗜んでいるとします。年間の性犯罪者が100人だとします。その性犯罪者のうち、82%にあたる82人が児童ポルノを持っていたとします。人は「性犯罪者の80パーセント以上が児童ポルノを所持している、したがって禁止すべきだ」と主張します。でも、児童ポルノを所持している人からすれば、性犯罪の発生率は、0.0082%なのです。所持者が100万人ではなく10万人であっても、0.082%です。この場合、児童ポルノの所持が単純に犯罪を呼ぶと言えるのでしょうか? 小集合でこうだから大集合でも同じように危険で犯罪性がある、とは単純には言えないのです。そう言い切るためには、慎重な議論の踏み込みが必要なのです。しかし、規制派は、まるで自分勝手なセックスをする人のように――自分だけが気持よければいいんだという人のように――そういう慎重さや踏み込みをすべて飛ばして、「絶対禁止」という射精に向かっているように思えます。
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COMMENT

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semi | URL | 2009-10-22-Thu 17:57 [EDIT]
>ポルノ規制の問題の場合、性犯罪者が小集団です。陵辱ゲームや児童ポルノを享受している人たちが大集団です。

陵辱ゲームや児童ポルノを享受しない人たちにとっては、どちらも小集団です。そしてこの大多数の人たちにとって、性犯罪者がタランチュラだとしたら、「陵辱ゲームや児童ポルノを享受している人たち」はゲジゲジや毒のないクモです。
彼らは、多少の犠牲を払ってでもきわめて有害なタランチュラを身の回りから駆逐したい、そして似た感じのする気持ち悪い虫がついでにいなくなればそれに越したことはないのです。
例えゲジゲジや毒のないクモがけしてタランチュラに変身することなど無いと薄々感ずいていたとしてもです。

私は陵辱ゲームや児童ポルノを享受しない側の人間ですが、密室で誰にも知られずそのような趣味を楽しむ人たちがいるのはかまわないと思います。ただし、そのような趣味を公言する者は自分や家族の周りに近づけたくない。私にとってもそのような人たちはゲジゲジの様な気味の悪い虫です。自宅の敷地ならもちろんのこと、それ以外の場所でも誰も見ていなければそっと踏みつぶして始末します。僅かな良心の呵責をいとわず踏みつぶしてしまうのです。

何が言いたいのかというと、いくら理屈を説いたところで仕方がないと言うことです。彼らは分かっていてやっているのです。自分たちが理解の出来ない気持ちの悪いものをどこかくらい狭い場所に追いやって身の回りから消してしまいたいのです。

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